会員専用ページのご案内

日本植民地研究会ではホームページのリニューアルにあたり、新しい試みとして会員専用ページを設け、(1)研究データの広場、(2)植民地学習教材、(3)会員の活動、(4)お知らせの4コーナーを開設しました。

1. 研究データの広場

会員から提供された研究データを、会員限定で公開して、広く活用することを目的に設けられました。研究データには、テキスト、統計、画像、映像、音声など、あらゆるデジタル・データが含まれ、以下のようなコンセプトを想定しています。

・論文の図表などのエビデンス(≒集計前データ)や詳細版として提供する
・他分野の研究者の「ヒント」として提供する
・共同研究のパートナーを探すためにアップする
・大学院生などの教育・研究指導に活用する
・同じデータを入力する労力を省略する
・データ・リサイクルを通じたデータベースの作成に活用する
・データ紛失の「保険」としてアップする  など

2025年10月現在で、以下のファイルが提供されています。会員専用ページでは、Excel形式などでダウンロードできます。サンプルとして、①のファイルをPDF形式でダウンロードできます。

①:『満鉄統計年報』に見るエネルギー資源データベース(1907-16年)/作成・提供_山本裕/2025年10月
②:『満鉄統計年報』に見るエネルギー資源データベース(1917-26年)/作成・提供_山本裕/2025年10月
③:大連商業会議所の退会会員の多会社役員就任データ/作成・提供_柳沢遊/2025年10月
④:『協和』記事目録/作成・提供_平山勉/2025年10月

2. 植民地学習教材

日本植民地研究会では、経済史、政治史、外交史、文化史、社会史といった多様な専門分野の方々が集い、日本史のみならず中国史、東南アジア史、ヨーロッパ史の結節点としての植民地研究を進めています。

今回の新規HP 開設にあたり、新たな試みとして、歴史総合・日本史探究・世界史探究の授業内、あるいは大学での講義でも探究課題として活用できる一次史料・資料の紹介をしていくコンテンツを開設しました。高等学校の講義でも活用できるように、B5判のWordファイルとPDFファイルをそれぞれ用意しています。

2025年10月時点では以下のファイルを準備しています。会員専用ページでは、Word、PDF形式でダウンロードできます。サンプルとして、①のファイルをPDF形式でダウンロードできます。

① :「大東亜共栄圏はアジアの解放を目指していたのか?」
② :「民族運動は朝鮮だけで展開したのか?—台湾における議会設置請願運動」
③ :「満洲国と日本の関係とは?」(近日公開予定)
④ :「汪兆銘政権は当時の中国人からどう評価されていたのか?」(近日公開予定)

3. 会員の活動

会員の出版物や個人ホームページ、Noteなどの更新情報などをお伝えします。

4. お知らせ

会員限定の情報をお知らせします。