年報『日本植民地研究』
年報『日本植民地研究』第28号(2016年)
更新

[特集論文]
帝国日本の植民地支配責任を問い直す
問題提起
細谷 亨・加藤圭木
石橋湛山の小日本主義と家族のアナロジー―ジェンダーの視点で読み解く帝国意識の系譜―
及川英二郎
解放直後の在日朝鮮人運動と「戦争責任」論(1945-1949)―戦犯裁判と「親日派」処罰をめぐって―
鄭 栄桓
[論文]
南方軍政下の鉄鋼業―日本製鉄マライ木炭銑事業を中心に―
長島 修
アジア太平洋戦争期華北占領地における顧問制度の変容―日本人教員の動向を中心に―
小野美里
[書評]
小林信介『人びとはなぜ満州へ渡ったのか─長野県の社会運動と移民─』
湯川真樹江
清水美里『帝国日本の「開発」と植民地台湾─台湾の嘉南大圳と日月潭発電所─』
新田龍希
金 哲(田島哲夫 訳)『抵抗と絶望─植民地朝鮮の記憶を問う─』
三ツ井 崇
[会報]
2015年度研究会記録