執筆要領

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『日本植民地研究』執筆要領(2024年11月改訂)

Ⅰ 一般事項
1. 原稿は、原則としてワープロ原稿とします。
2. 原稿は日本語横書きとし、1行は40字とします。
3. 章タイトルは、前後に1行ずつあけて、本文との区別を明瞭にしてください。表題の英文タイトルも付記してください。
4. 章・節などの文字は使用せず、次のように区別します。
Ⅰ Ⅱ・・・(章に相当)、1. 2.・・・(節に相当)、(1) (2)・・・(項に相当)
序論は「はじめに」、結論は「おわりに」とし、章番号は付さないでください。
5. 文章中の句読点は、「、」「。」を用います。
6. 数字・単位の表記は、算用数字を用い、次のようにします。
(1) 数字は半角とし、(2) 4桁ごとに読み(兆、億、万)を付し、(3) 小数点はピリオド(.)を用い、(4) メートルなどの単位は記号を用います(例12万3450.67m)。

Ⅱ 文献引用の方法
1. 全体について
・刊行物・新聞記事の引用は文献一覧方式とします。本文中に引用表記し(Ⅱ-2参照)、論文末に文献一覧を作成してください(Ⅱ-3参照)。文献一覧方式にそぐわない文献(一次資料、ウェブサイトなど)については、文末注を用いてください(Ⅱ-4参照)。
・図表の出典などで年次刊行物を複数年分用いる場合は、「各年」などとしてまとめてもよいですが、反証可能性が担保されるよう留意してください(例:朝鮮総督府編『朝鮮総督府統計年報』各年)。
2. 刊行物・新聞記事の引用について
・刊行物:著者(刊行年)とします。同一著者・同一刊行年の論文を複数引用する場合は、刊行年の後にアルファベットを付してください。頁まで表記する場合は、「著者(刊行年:頁)」とします。引用を重ねる場合は「;」を用いてください(以下同)。
例)「末永(2022:5)やHirai (2020a)は、・・・と指摘する。」
「「・・・であるとされている(台湾総督府殖産局編(1941a:10);台湾総督府殖産局編(1942:10))。」」
・新聞・雑誌記事:『新聞名・雑誌名』(発行年月日)とします。
例)「『大阪朝日新聞』(1895.08.26)は、・・・と報じている。」
3. 文献一覧の作成について
・言語別に分けて作成してください。日本語文献文→外国語文献の順番とし、複数の外国語文献の順番は著者に任せます。各言語での文献の並べ方は、日本語文献は五十音順、外国語文献は著者に任せますが、当該言語で一般的な基準を用いてください。
・作成に際しては、以下の方式に従ってください。なお、外国語文献は原文で表記し、日本語訳を併記するかは著者に任せます。
(1) 雑誌に収録された論文
・日・中・朝文
著者名(刊行年)「論文・記事名」『雑誌名』巻号、頁。
例)郭婷玉(2023)「1917-1945年臺灣地方信用組合的金流動向——以高雄中洲、興業信用組合為例」『臺灣史研究』第30巻第4期、145-202頁。
・欧文
Author’s Name (year), “article title,” Journal Title, No., pp.
例)Hirai, Kensuke (2020a), “energy use in the sugar industry in colonial Taiwan (1895-1945),” Asian Review of World Histories, 9(1), pp. 59-81.
(2) 書籍に収録された論文
・日・中・朝文
著者名(刊行年)「論文・記事名」編著者『書名』出版社、頁。
例)이필영(イ・ピリョン)(2004)「일제하 민간신앙의 지속과 변화 -무속을 중심으로-(日帝下における民間信仰の持続と変化)」연세대학교 국학연구원(延世大学校国学研究院)『일제의 식민지배와 일상생활(日帝の植民支配と日常生活)』혜안、339-386頁。
・欧文
Author’s Name (year), “article title,” in Editor’s Name ed(s)., Book Title, Publisher, pp. .
例)Myers, Ramon H., and Sabro Yamada (1984), “agricultural development in the empire,” in Myers, Ramon H., and Mark R Peattie (eds.), The Japanese Colonial Empire, 1895-1945, Princeton University Press.
(3) 書籍
・日・中・朝文
著者名(刊行年)『書名』出版社、頁。
例)台湾総督府殖産局編(1941a)『台湾の農業』台湾農会。
・欧文
Author’s Name (year), Book Title, Publisher.
例)Sawai, Minoru ed. (2016b), Economic Activities under the Japanese Colonial Empire, Springer.
(4) 新聞記事・雑誌記事
『新聞名・雑誌名』(刊行年月日)「記事名」。
『毎日申報』(1915.09.25)「平壌의 鉄道 호테루, 松永保存会長이 総督에게 請願함」。
4. 一次資料、ウェブサイトの引用について
・本文中で記載せず、文末注に表記してください。注番号は算用数字により、パーレン( )で囲みます。
・一次資料の記載方法は著者に任せますが、所蔵先が指定する記載方法の尊重、反証可能性の担保に留意してください。
・ウェブサイトの記載に際しては、URLと最終閲覧日を表記してください。

Ⅲ 注の付け方、書き方
1. 注の文字は本文と同じ大きさにします。
2. 注は本文末におきます。一次資料・ウェブサイトを引用した際に付した注番号と分ける必要はありません。
3. 注番号は算用数字により、パーレン( )で囲みます。

Ⅳ 表および図
1. 図表は1つずつ別の用紙を用います。
2. 本誌1頁大の図表は1600字に相当します。
3. 図表の挿入箇所を本文に記入してください。記入に際しては、前後に1行ずつあけ、「表1挿入」「図3挿入」など、本文との区別を明瞭にしてください。
4. 図は、版を起こさずそのまま拡大・縮小して印刷する場合がありますので、清書稿とし、大きさなどに配慮してください。

さらに細かな執筆要領については事務局(別に記載)にお問い合わせ願います。

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